スクリーンタイムはiPhoneでどのアプリをどのくらい使用したか確認できる便利な機能です。
特に子供がiPhoneを使いすぎていないか、怪しいウェブページを見ていないかなどを親がチェックしたりといったことに使われることもあるでしょう。
しかし、スクリーンタイムの履歴は削除できたり、safariだけは閲覧履歴を削除できたりしますので、お子さんの使用履歴をチェックしているならスクリーンタイムの機能を知っておいたほうがいいでしょう。
スクリーンタイムの履歴削除の方法は、
- 設定→スクリーンタイム→スクリーンタイムをオフにする
これで一括で削除されます。
しかし、削除されたスクリーンタイムの履歴は復活はできませんので注意してください。
ここでは、スクリーンタイムの履歴の消し方やsafariの履歴削除方法を解説します。
スクリーンタイムの履歴を削除する方法
スクリーンタイムの履歴を削除するには、一度スクリーンタイムをオフにすることで削除されます。
スクリーンタイムをオフにする方法は、設定→スクリーンタイム→スクリーンタイムをオフにする、で削除されます。
ただし、スクリーンタイムに蓄積されているすべてのデータが削除されてしまうので、「一部の履歴は残したい」ということはできないので、その点だけ注意が必要です。
スクリーンタイムの履歴を一部だけ削除はできる?
スクリーンタイムの履歴で一部だけや一日だけ削除する、ということはできません。
ただし履歴を見られたくないアプリをアンインストールすることでそのアプリの履歴を削除することができます。
注意点として、スクリーンタイムの使用時間の合計が合わなくなるため、もし親が合計時間を計算したらバレます。
またアンインストールすることでアプリデータも削除されてしまうので、今までのデータがなくなってしまい、最初からやり直すことになる可能性もあります。
例えば、LINEだけの履歴を消したい場合は、LINEをアンインストールするしかありません。
ただしLINEをアンインストールしたからと言ってLINEアカウントが削除されたわけではないので、LINEを再度インストールしてログインすれば今まで通り使うことはできます。
しかしトーク履歴は削除されてしまうので、トーク履歴を残したい場合はバックアップを取っておく必要があります。
スクリーンタイムの使用時間をごまかしたい場合は、下記を参考にしてみてください。
スクリーンタイムの履歴は復元できる?
スクリーンタイムの履歴を一度削除してしまうと復元はできません。
ですので、スクリーンタイムをオフにするとすべての履歴が削除されてしまうので、スクリーンタイムをオフにする際には注意しましょう。
スクリーンタイムの履歴はいつまで残る?
iOS12までは7日間しか履歴が残りませんでしたが、iOS13からは1ヶ月分の履歴と、1日の詳細も確認できるようになりました。
1ヶ月以降の履歴はみることはできませんので、見たい日付までは必ず目視でチェックしておきましょう。
過去の履歴を残したい場合はスクリーンショットをとっておくなどするとといいでしょう。
詳細を見る方法は、設定→スクリーンタイム →すべてのアクティビティを確認するから確認することができます。
スクリーンタイムのsafariの履歴を削除
スクリーンタイムでは、safariで閲覧したウェブページのURL(ドメイン)も閲覧時間と一緒に記録されています。
家族で1台の端末を使っていれば、自分の見たウェブページの履歴もわかってしまうので、それに抵抗がある人もいるでしょう。
そこでsafariの閲覧履歴を消す方法をご紹介します。
スクリーンタイムのなかでsafariの履歴だけを削除することができないので、safari自体の閲覧履歴を削除することで、スクリーンタイムの記録も削除されます。
safariの履歴削除は、設定→safari→閲覧とWebサイトデータを消去、で削除することができます。
ただし、safariで開いているページがすべてとじられ、ログインしていたページもログアウトされてしまうので、ログインしてみるページは再度のログインが必要です。
スクリーンタイムにsafariの閲覧履歴を残さない方法
スクリーンタイムの記録にsafariをみた履歴を残さないようにするには、safariをプライベートモードで利用することです。
プライベートモードは、safariをひらいて、閲覧ページ一覧にしたときに「〇個のタブ」というところをタップすると「プライベート」という表示があるのでそれをタップします。
そうするとプライベートブラウズモードになるので、この状態でsafariを使用しましょう。
safari履歴を削除させない方法
safariの履歴を削除させない方法もあります。
その方法とはスクリーンタイムでコンテンツ制限を設定することでできます。
- 設定とタップ
- スクリーンタイムをタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「コンテンツ制限」をタップ
- Webコンテンツをタップ
- 成人向けWebサイトを制限を選択
これで設定からsafariを選択しても、「履歴とWebサイトデータを消去」がグレーアウトしタップできないようになります。safariアプリのほうから履歴を削除しようとしても「消去」がグレーアウトしタップできなくなります。
まとめ
iPhone依存になっていないか、子供がiPhoneを使いすぎていないかをチェックするのに便利なスクリーンタイム。
OSがアップデートするたびに進化してきていますから、これからもますます使い勝手がよくなるでしょう。
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