私たちが住んでいる地球は太陽の周りを一年かけて回っています。
その回るときの軌道は、お皿のようにまん丸ではなく、
校庭のトラックのように楕円形です。
ちょうど太陽をトラックの中心に置いて、地球がトラックを一周していると考えてみてください。
朝礼台の前に地球が近づいた時と太陽をはさんだその反対側の地点が
最も太陽に近い距離になり、朝礼台から見て左右の端が最も遠い距離に
なることが分かりますよね。
宇宙で地球が太陽の周りを回っている時にも、同じように二つの地点で
地球が太陽に最も近づき、別の二つの地点で最も遠くなります。
地球が太陽に最も近づく二日は、春分の日と秋分の日です。
春分の日も秋分の日もどちらも一日の昼と夜の長さが同じになります。
そして、地球が太陽から最も離れるのは、夏至の日と冬至の日です。
夏至の日は一年の内で昼の長さが最も長く、夜の長さが最も短くなります。
冬至の日は一年の内で昼の長さが最も短く、夜の長さが最も長くなります。
一年を四季に分ける基準となるのが春分・夏至・秋分・冬至ですが、
その中の「冬至」に関する由来や習慣などについて知りましょう。
冬至って何のこと?由来や食べ物の意味、風習について知ろう!
地球と太陽の距離が最も長くなり、一年の内で昼の長さが最も短く、
夜の長さが最も長いのが冬至の日です。
私たちが使っているカレンダーは地球が太陽の周りを一周するのにかかる時間を1年として作られています。
一年の内には四季があり、冬至を過ぎると昼が少しづつ長くなっていきます。
つまり冬が終わって春に近づき始めたということを意味します。
季節が変わる節目を祝う風習というものがあります。
寒い冬の終わりを告げる冬至の日には、かぼちゃを食べる習慣があります。
なぜかぼちゃを食べるかというと、昔から伝わっている4つの理由は、
① ビタミン豊富なかぼちゃは風邪を予防する
② 冬が終わり春が来ることで、運気が上昇する
③ 夏に収穫されるかぼちゃは冬まで長期保存できるので
冬でも夏のエネルギーを摂ることができる
④ 切ったかぼちゃが太陽に似ている
といったものがあります。
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冬至の日の食べ物とその意味とは?
冬至が過ぎれば春が来て運気も上昇してほしいという思いから、
運を呼び込む食べ物というものがあります。
語呂を合わせて、「運」=「ん」
「ん」のつくものを食べれば「運」が上昇する!
冬の七種といわれている7つの食材
・南瓜(なんきん)=かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)=うどん
これらの食べ物は運を呼び込む運盛りと言われています。
また、地方によっては冬至にこんにゃくを食べる習慣があるところもあります。
こんにゃくが胃の中をきれいにしてくれることから
「砂おろし」と呼ばれているようです。
その他には、福島県では冬至そば。香川県ではしっぽくそばなど。
地域によってそれぞれ健康祈願と運気上昇を願って冬の終わりを祝うのです。
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