毛布を洗ったほうがいいのはわかるけど、けっこう大変。
でもダニが気になるから、乾燥機だけでダニを退治できるならとっても楽ですよね。
しかし乾燥機だけで、ダニ退治の効果はちゃんとあるのか気になるところ。
確かに乾燥機って高温になるから、乾燥機だけでも毛布の衛生面をキープ出来そうな気はします。
ダニは60℃以上の温度ならっという間に退治させることができます!それにはコインランドリーの乾燥機を利用すると便利です。
今回は、毛布は乾燥機だけかければ、ダニを退治することは出来るのかを解説。
また、毛布にダニが繁殖しないようにする、予防策をお教えしますよ!
毛布を乾燥機だけでダニ退治したい!乾燥機だけでOK?
毛布に発生してしまったダニは、基本的に洗濯しても完全に退治できませんが、コインランドリーの乾燥機を活用すれば、ダニを死滅させることが出来ます!
というのも、ダニは水や洗剤には強いけれど、高温にはとても弱いんですよ。
だいたい50℃以上なら30分前後、60℃以上ならダニはあっという間に死滅させることが可能。
コインランドリーにある乾燥機って、実はなんと80℃とかなり高温になるんです!
そのため毛布のダニが気になる場合は、コインランドリーにある乾燥機だけを使えば、十分にダニ退治が出来るというワケなんですね。
自宅用の乾燥機だけだと、80℃という高温で乾燥させる機種は少ないので、すぐにダニを死滅させたいなら、コインランドリーにある乾燥機だけを使いましょう。
もちろん毛布の汚れやニオイが気になる場合は、コインランドリーで洗濯をしてから、乾燥機にかけても大丈夫ですよ。
ダニアレルギーがある場合や、小さいお子さんが使う毛布なども、乾燥機だけを活用して、ダニを死滅させていくと良いでしょう。
ただし、毛布の素材によっては乾燥機にかけられないものもあるので、素材確認をしっかり行いましょう。
乾燥機をかけた後は掃除機でダニを除去!
乾燥機をかけたあとは掃除機でダニの死骸を吸うことも重要です。布団の隅々までしっかり掃除機をかけてくださいね。
ちなみに、天日干しにすればダニは死滅する、と思われていますが、天日干しにしてもダニが死滅する温度にまでならないので、完全に退治できないんですよ…。
ただ、近くにコインランドリーがなかったり、家族が多かったりして、毛布を乾燥機にかけられないという場合もありますね。
そんな時は、マットレスや布団用のクリーナーを使って、毛布の繊維内に潜んでいるダニを除去していきましょう。
マットレス用のクリーナーがない時は、毛布に掃除機がけをしても良いですね。
ただ、あんまり床を掃除している掃除機を毛布にかけたくないでしょう。
そんな時はやっぱり、マットレス用クリーナーを使うのが適しているんです。
乾燥機だけをかけられなくても、マットレス用クリーナーがあればかなりダニ除去に効果的なので、購入を検討していくと良いですよ。
我が家にもマットレス用クリーナーがあるのですが、結構マットレスのハウスダストなどが除去できます。
乾燥機だけをかけるのが理想ですが、そうもいかない場合は、ぜひクリーナーを活用しましょうね。
布団乾燥機を活用しよう
乾燥機だけで毛布のダニ退治をすることはわかったけれど、近くにコインランドリーがない…という方もいるでしょう。
その場合は、布団乾燥機を活用しましょう。
マットありタイプとマットなしタイプのものがありますが、マットありタイプのほうが布団の隅々まで温風があたるため、ダニ退治には効果的です。
ただし、マットをセットする手間はかかります。
マットなしでも可能ですが、温風が隅々までいきわたらないため、2回運転しなければならないなどの手間があります。
またどちらの場合でも50℃くらいしか温度が上がらないものは20~30分ほどの運転が必要になるので、時間がかかるのが難点かもしれません。
毛布のダニ予防には頻繁に乾燥機だけかければ良いの?

毛布ってどうしても夏場以外は使う頻度が高いから、ダニが発生しやすいもの。
そこでダニ予防のためにも、以下のことをしていくと良いですよ。
頻繁に乾燥機だけをかける
ダニの繁殖をとにかく抑えたい場合は、毛布を頻繁にコインランドリーへ持って行き、乾燥機だけをかけていきましょう。
そうすればダニの卵が毛布の繊維内にあったとしても、しっかりとダニ繁殖を防ぐことが出来ますよ。
毛布はこまめに天日干しする
ダニ退治は出来ませんが、毛布はこまめに天日干しをすることで、ダニ発生を予防できます。
実はダニって、毛布の湿気が55%以上になると、どんどん発生していってしまうんですよ…。
そうならないためにも、毛布は天日干しをしていきましょう。
天日干しすることで、毛布の湿気を除去できるため、ダニ予防に効果的ですよ。
出来れば理想としては、最低でも週に1回の頻度で、毛布を天日干しすると良いですね。
我が家でも毛布は週に1回は天日干ししているので、私もアレルギー反応が出たことがありませんよ!
掃除機やマットレス用クリーナーをかける
梅雨の時期などこまめに毛布を天日干しできない場合は、掃除機やマットレス用クリーナーを毛布にかけていきましょう。
するとダニの繁殖を食い止めることが可能になります。
掃除機やマットレス用クリーナーは、念入りにゆっくりと毛布にかけていきましょうね。
ゆっくりとかけていくことで、毛布の奥に潜んでいるダニも除去できるし、ダニ繁殖の予防にもなりますよ。
他の寝具もダニ対策をする
ダニを毛布に付着させないためにも、シーツや布団、タオルケット、枕カバー、マットレスなども、ダニ対策していきましょう。
シーツやタオルケットや枕カバーは週に1回を目安に洗って天日干しをして、布団やマットレスはマットレス用クリーナーを使ってキレイにしておきます。
すると、ダニが他の寝具に湧くこともなく、毛布にダニが移るリスクを減らせますよ!
寝具を衛生的にしておくというのも、かなり効果のあることだったんですね!
以上が毛布のダニ発生を予防する方法なので、快適に毛布を使うためにも、覚えておくと良いですよ。
乾燥機マークでOKかダメかをチェック
乾燥機を使うとダニ対策に役立ちますが、乾燥機がダメな毛布もあります。
それを確認するには毛布についている洗濯マークをチェックしましょう。
乾燥機OKなマークは以下です。

一番下の「タンブル乾燥禁止」は乾燥機が使えません。この洗濯マークがある場合は残念ながら乾燥機はダメなので、クリーニングに出すようにしましょう。
むりやり乾燥機をかけてしまうと、毛布の素材が傷む原因になってしまいますので、やめておきましょう。
毛布を乾燥機にいれるときはネットは使用しない
毛布を洗濯ネットに入れたまま乾燥機に入れてしまうと、毛布の中まで温風がいきわたらず乾きにくくなってしまいます。
洗濯をする際はネットに入れたほうがいいですが、乾燥機にいれるときはネットから取り出して乾燥機に入れるようにしましょう。
まとめ
毛布はコインランドリーの乾燥機にかけていくことで、80℃以上の高温になるため、ダニをしっかり死滅させられます。
乾燥機だけでダニ退治が出来るのはとてもありがたいですね!
また、毛布を頻繁に洗って干したり、マットレス用クリーナーをかけたりしておけば、ダニ発生を予防できるので、とても安心ですよ。布団乾燥機を使うのも効果的です。
毛布の清潔な状態をキープして快適な睡眠にしましょうね。
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